親の介護をしつつ獣化絵を練習し続けるブログ

介護・発達障害・イラスト・読書関係のお話をします。獣化・transfur好き。

メイドインアビス59話『温かい闇』ネタバレ感想 

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今回は本当に泣けるお話で…。作画もいつも素晴らしいのに
さらに限界を超えてきていますね。とくにヴエコの表情。

開始早々粉になったワズキャンと大腹腔で

複雑な気持ちになりつつヴエコのシーンです。


感動の回想コマに必ず突っ込みたくなる画面が入るのは

伝統なのでしょうか。ベラフファンとしては大歓喜ですが。

 

6層の呪いにかかり、ヴエコは成れ果ててしまいましたが、
多かれ少なかれ体が欲の形になるということでの、
あの片目ですかね…。
戦いの時などはそれなりに喋っていた

バッコヤンの名を読んだ後の動きと消滅ぶりが…。
(前回パッコヤンですが今回『バ』ですね、どちらなのでしょう)

 

ナナチがヴエロエルコと呼ぶあたりも、

ベラフを感じてとても良いですね。
そしてリコちゃんの「それって…」が

仕方がないこととはいえきついです。

 

ファプタちゃんの目はレグ君のメット方式?ですかね…。

考えているうちに次の表情変化が面白すぎて

そっちに目がいきましたが。
レグ君のセリフがちょっと不器用なのがいいですね。

(そういう意図はないのかもしれませんが)

 

リコちゃんがプルちゃんと重なったときの

メイニャの気合の入った乗り方がまた良いです。
この二人の声が聞こえてきそうなシーンですね。

ここはアニメの演出にも期待です。

 

全力レグ君のシーンは作画も全力すぎで… 

読む分にはかっこいいのですが、
一度読んで少し拡大するとため息ですね。

 

ファプタ姫はすぐにヴエコが分かりました。
ここはさすがに姿が変われど匂いの記憶でしょうか。

 

ムーギィさんの覚悟の発言と表情が良いですね…。

個人的にお気に入りの方々が
崩壊に巻き込まれ…という終わりではなく、

ファプタが喰らうというのは共に先へという感じで好きです。

 

ワズキャンの補強が思ったより大きくて、

確かにこれでは力を使い果たしますね。
しかしここまでは彼の思惑通りとして、

この後は見えていたのかどうか。

ついてきた村の皆さんは喰われましたが、

住人でマアアさんとカジャさんが残っていますね。
マアアさんはリコちゃんが選んだ子だからでしょうか。


過去のガンジャ隊と少し前の村の対比が泣けますね…。
あの名前の分からない食堂に座っていた可愛い方も
隊員だったようで。

 

イルミューイが本当に欲しかった望みをファプタが継いだという事は、
ヴエコとともにいる望みも叶うのでしょうか。
崩壊していく村のシーンでベラフがうつるのもまた…。


ヴエコにとっては、イルミューイの子供を犠牲に生きた事も

イルミューイとともに死ねなかったことも
許せず、ベラフのように罰を望んでいたのですね。
(イルミューイがヴエコを恨んでないのは見て取れますが
ヴエコの罪の意識が大きすぎる)
しかしベラフは記憶を奪われませんでしたし、

ヴエコは人間としてイルミューイの内部で長く過ごすこととなりました。


その日々は実際の家族に疎まれ捨てられたイルミューイにとっては

ヴエコの歌も聞こえ、
子供たちの魂も忘れ去られることなく、
しあわせなものだったのではないでしょうか。

 

イルミューイにとって最も嫌な事はヴエコの死で自分だけが
取り残されて孤独になることでしょう。
彼女にとっては最悪の事態にならなくて済んだのはまだ救いです。
それでもヴエコ(母親側)にとっては娘が先に逝くというのを
意識を残した上で目の当たりにし、
彼女の立場では最も重い罰を受けることが『できた』
別にイルミューイは罰を与えようとはしていませんけどね。

この辺りの意識の微妙な違いも好きなのです。


ガンジャ編から一気に人間味が増しましたよね。
今までも素晴らしい関係性が描かれてはいましたが
子供であるがゆえに純粋・色々超越しているという感覚はありました。

ヴエコとイルミューイ・ベラフ達ガンジャ隊の関係性は
それぞれの信念の差異や、相手を想いたいのに本能で

水や食べ物を求める様子等、
分かりあいつつもどうしようもない場面が多くあり、

もともと強くあったリアリティがさらに増す結果になりました。

 

完全な闇ではなく、温かい闇という表現がふたりをよく表現している
言葉だなと思います。

「今の母」の最たる価値であるように思えるヴエコですが、

ファプタはどう動くのか。次回も待ち遠しいですね。


話は変わって。
私は多くゲームをプレイしてきたわけではありません。
ですが、ファミコン~初期PSの時代は中古が非常に安く購入できたため
そこそこの本数を遊んできました。
その中で途中で死んでしまったり、ストーリーの都合で去ったり、
戦力にならず最後まで一緒にいられなかったキャラが
たくさんいました。
割り切りはしていましたが、寂しさを感じたことを覚えています。
メイアビの展開は、過去に登場した人達を忘れることなく登場させ、
姿は変わってしまっても共に進んでいけるという、当時の悲しみまで
癒してくる素晴らしさです。

 

===ここから本編無関係妄想===


1.しかし、途中で投げられて上昇から戻されていたとはいえ
ここまでの意識が残っている(しかし言葉はうまく発せない)となると。

 

…。

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2.GBのサガで育ったものとしては
サガという言葉だけでしびれますね~。

 

 

以下絵です。

更新直前のわくわく状態で描いたナナチ。

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疑惑のミーティチャンと耳のかわいいレインコートレグ君です。

 

6/10(1903日目/1771連)1201ベラフ